出典:@yutaka1859
「男性でも、いつもきれいな肌でありたい。」そう願う男性は多いのではないでしょうか。
最近は、インターネットやSNSが発展しいろいろな美容情報を得られるようになりましたが、メンズスキンケアに関しては、情報が少なかったり、本当に効果のある洗顔について学べる機会はそこまで多くありません。
私自身(@uruoi_yoshimura)スキンケアについてほとんど知識がなく、ちゃんとしたケアを行ってこなかったので、ニキビができ、それがニキビ跡として残ってしまったり、赤みやべたつきにずっと悩まされてきました。(当時は男性向けの美容情報はほとんどなかったのですが)
そこで同じように肌悩みを持っている男性に向けて、化粧品会社の男性スタッフが正しい洗顔について詳しくご紹介していきます。
正しい洗顔とは
正しい洗顔とは、肌表面の汚れ・余分な皮脂をしっかり落とすこと。特に男性は、皮脂の分泌量が女性の約3倍と言われており、その皮脂量が“べたつき”の原因になります。それらを放置していると、その皮脂が酸化しテカリやべたつきが悪化し、ニキビができやすくなるなど、他の肌トラブルを誘発します。
それを防ぐために正しい洗顔7ステップを実践し、肌表面の汚れ・余分な皮脂をしっかり落とし、清潔な肌環境を保つようにしましょう。
正しい洗顔7ステップ
1.手をきれいに洗い、※ぬるま湯で顔を濡らす。
この時に肌をこすりながら濡らすと、摩擦で肌にダメージを与えてしまうので、優しくなでるように濡らしていきます。
※30℃~32℃
2.洗顔料をしっかり泡立てる。
泡立てが不十分だと、1と同じように摩擦で肌にダメージを与えてしまうので、泡が肌の上にのっても崩れないぐらいしっかり泡立てます。
3.おでこ→鼻の順に皮脂量の多い部分に泡をのせ、優しくなじませていきます。ここでも肌にダメージを与えないよう優しくなじませていきます。手の平が顔の肌に触れないのがベストです。
4.ほお→目元→口もとの順に泡をのせ、優しくなじませていきます。ここでも肌にダメージを与えないよう優しくなじませていきます。手の平が顔の肌に触れないのがベストです。
5.※ぬるま湯で、泡が残らないように丁寧に洗い流します。
濡らす時と同じように、優しくなでるように泡を落としていきます。
泡が肌に残っていると、それが刺激になったり毛穴を詰まらせたり、他の肌トラブルの原因になります。
※30℃~32℃
6.柔らかく清潔なタオルで優しく押さえ、水気をとっていきます。
使い回しのタオルや、他の部位をふいたタオルを使うととせっかくきれいに洗顔した肌が台無しです。
7.保湿
洗顔で肌の汚れや余分な皮脂をしっかりとったので、そのまま放置していると、開いた毛穴から肌内部の水分がどんどん蒸発していきます。それを防ぐために、化粧水や乳液などでしっかり保湿します。保湿についてはまた別の記事でお伝えいたします。
こちらが正しい洗顔の方法です。
こちらを実践するだけでも、肌の状態は大きく変わっていきます。
手間はかかりますが、丁寧な洗顔を心掛け続けることがきれいな肌を維持する秘訣です。
きれいな肌を維持するには
きれいな肌を維持するには、
・どのような方法で洗顔をするか。
・どのような洗顔料を選ぶか。
・肌環境を整えるための生活習慣。
など、いろいろな要素が組み合わさって維持することができます。
正しい洗顔方法を行っていても、選んでいる洗顔料が良くなかったり、
正しい洗顔方法・洗顔料を選んでいても、夜更かしや食生活の乱れなど、
生活習慣が整っていなければ、きれいな肌を維持することはできません。
どのような洗顔料を選ぶか、肌環境を整えるための生活習慣は、
後日公開の記事に記しますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
洗顔方法 × 洗顔料 × 生活習慣の組み合わせこそがきれいな肌を維持する秘訣になります。
まとめ
執筆している私自身も、このようにスキンケアにはかなり気を使っています。昔は、何も考えず適当な温度のお湯で(40℃ぐらい)洗顔料を直接顔につけ、ゴシゴシ洗って、ゴシゴシ洗い流していました。確かにゴシゴシ洗うと汚れが落ちている感じがしますし、洗い上がりもスッキリした感じがします。しかし、今思えば、肌を傷つけ続けていただけでした。スッキリした感じは肌がつっぱっていただけなのかもしれません。
このように誤った洗顔を行っている男性は、世の中にまだまだ多くいるかと思います。(私もその一人でした)
もしこの記事を見て、少しでも洗顔に興味を持ったり、気を使ってみようかなと思っていただけると嬉しいです。
吉村 崇博 / Yoshimura Takahiro
⚫︎31歳/大阪在住
⚫︎URUOI FACTORマーケター
⚫︎日本化粧品検定2級勉強中
Instagram:@uruoi_yoshimura